
いよいよ最終楽章。全興寺の「ほとけのくに」にもある曼陀羅(マンダラ)は、サークルの中に宇宙や悟りを見出だしものとサークルには始まりも終わりもない・・・つまり輪廻転生と深い繋がりがある。この最終楽章にあたる第8楽章では、第1楽章冒頭と全く同じ、御田植神事のファンファーレから始まります。まさに輪廻転生の境地です。音楽は、1980年まで平野区の大動脈として地元に愛されたチンチン電車をモチーフにして作曲した。車内に響く発車を知らせるベル、警笛、マスコンを動かす音、モーター音、線路を走る音、遮断機の音など、当時の音(音程)を忠実に再現した。軽快に走り出したメロディは、平野マスターズ吹奏楽団創立の際に、キダ・タロー氏に作曲して戴いた『マスターズ行進曲』をそのまま演奏。我々にとって最も大切なこの楽曲に『未来へ向かう列車』として歌詞を加えた。続く音楽は、第2楽章でも演奏した『威風堂々』をモチーフにした音楽が再び登場する。第2楽章では最後まで演奏されることなく、地獄へと突き落とされたが、この終楽章では『未来』への扉が開き、終結部へと向かう。さらにバンダ(別動隊)が空間を立体的に音を奏で、全ての空間が曼陀羅の様なサークルを創り曲は閉じる。
