
第1楽章の『序奏』がこれから登場するの人物のパレード、そして、万博に対する私の決意表明であったが、いよいよそれに続く第2楽章『誕生』は、平野の歴史の始まりを想像して作曲した。
赤い光の中から誕生したとされる赤留比売命(あかるひめ)が朗々と歌う。冒頭の赤留比売命(歌がない場合はS.Sax)の歌は、神秘的な要素を取り入れる為に、クラリネットにはディレイ(エコーの様な少し遅れて響く現象)してメロディをなぞった。合唱がハーモニー(和声)をまたぐように和音が交差する。これはウィテカー(作曲家)の作品から着想を得た。続く音楽は、エルガー(作曲家)からヒントを得て作曲した。ウィテカーはアメリカの作曲家。平野マスターズ吹奏楽団では『October』『Sleep』と続いた所縁ある作曲家の一人。エルガーは直接演奏したことはないが、練習場近くにある飲食店でBGMとして頻繁に流れている所から着想を得ている。威風堂々と平野の歴史が進む様に願いを込めて作曲した。
